私が実際のトレードで使っているシグナルツールであるmorisigの効果的な使い方について解説します。
ダウ理論も加味して利用するとかなり強い
morisigは、サインの点灯する根拠の中にトレンド方向を認識するフィルターを組み入れています。
そのため、morisig単品でも優位性のあるトレードが可能になるのですが、これに加えてダウ理論も一緒に考慮してやることで、特に優位性の高いポイントを選別出来ます。
最近のチャートで解説していきます。
ユーロ円
6月にショートシグナルが出ています。
このエントリーポイントは実はかなり良いポイントです。
チャートに波を描いてみました。
直近のスイングの高値に損切り注文を入れて、後は更新される波の高値を抜けるまでホールドするだけで、約350pipsも取れました!
ポンド円
ポンド円は6月の終わりにショートシグナルが出ていました。
その前からずっと下げのスイングが続いていましたので、直近の高値に損切りを置いて、やはり同じく直近の波の高値を抜けるまでホールド。
なんと650pips以上の利益です。リスクリワードは4以上とかなり好調な成績でした。
そしてチャート右側のオレンジ色のサインを見てください。
これはmorisigに搭載されているもう一つのロジックで、逆張りロジックです。
このサインについてはダウ理論を適用する必要はありません。
サインだけで大きな利益を狙う事が出来るポテンシャルを秘めています。
morisigが苦手とするポイント
morisigはかなり優位性の高いポイントでサインのでるツールですが、完璧ではありません。苦手なポイントもあります。
そのポイントについてもしっかりとご紹介します。
それが以下のようなポイントです。
9月16日ポンドドルのチャートですが、損切りになっています。
その理由は相場の波にあります。
上のチャートに波を書き入れたものが以下のチャートです。
どうでしょうか?
波を見ると、エントリーサインが点灯しているのは第3波のポイントである事が分かります。
別にmorisigはトレンド中であればどの波でも優位性を発揮する事に間違いはないのですが、ただ一つ留意しておきたいことがあります。
それは、第3波が第1波よりも明らかに大きく、上昇トレンドであれば大陽線が連続するような強いブレイクが生じた場合、第5波の押しで出現するサインの精度は落ちるのです。
第5波も第3波と同じくらい上昇すれば話は別になりますが、上のチャートのように、第3波だけが明らかに目立って大きい場合は、上昇の伸びしろが少ないと考えるのです。
この考えは、morisigに限ったものではなく、どんなトレード手法においても応用できます。第3波が大きすぎた場合は注意しましょう。