FXで利益を上げるためには、まず初心者が犯しやすいミスを理解し、回避することが重要です。ここでは、1~10のよくある失敗を具体例とともに解説し、適切な対策を紹介します。

1. 1分足・5分足だけの分析に頼りすぎる

短期足ばかりを見てトレードすると、大きな流れを見失いがちです。

例:
ドル円の5分足では上昇しているように見えても、日足では下降トレンドなら、短期の上昇は単なる調整であり、大きな流れに逆らったトレードになる可能性が高い。

対策としては、5分足や1分足の前に、必ず日足や週足のトレンドを確認したり、短期足でエントリーする場合も、大局の流れに沿った方向を選ぶことが重要です。

 

2. ラインを引きすぎてチャートが見づらい

あらゆるサポート・レジスタンスにラインを引きすぎると、どこが重要なのか分からなくなります。

例:
ドル円の140円、145円のような節目価格を無視して、細かいレベルに何本もラインを引いてしまい、どこでエントリーすべきか迷ってしまう。

目立った高値や安値と判断できる価格は山ほどありますので、多くのトレーダーが意識するであろう主要な価格帯だけに絞ったり、過去に実際に反発した価格帯を確認し、必要なラインだけを残す、といったようにしてラインを減らしましょう。

 

3. 完璧な条件を求めすぎて動けない

インジケーターがすべて揃うまで待ちすぎると、絶好のエントリーチャンスを逃してしまいます。

例:
移動平均線、ボリンジャーバンド、RSI、MACDすべての条件が揃うのを待っていたら、相場がすでに動いてしまいエントリーのタイミングを逃す。

トレードルールを厳しくすればするほど、それを満たす相場は減ります。
そうなると、その分だけ期間を損失しますので、できれば2〜3個の主要な指標だけをチェックし、シンプルなルールを作るのが良いでしょう。

採取的に迷ったら「トレンドの方向に沿ったトレードか?」を最優先にすることをお勧めします。

 

4. 勝率100%の聖杯探し

「絶対に負けない手法」を探しても、そんなものは存在しません。

例:
TwitterやYouTubeで「勝率90%の手法」を見つけるたびに試し続けるが、どれも結局負けることがあり、期待外れに終わる。

聖杯はありません。
高勝率で高リスクリワードの手法を求めるくらいなら、多少粗削りでもちょっとした優位性のある手法でトレードする方が本当のトレーダーとしての経験が積めます。

また、自分なりに期待値の高い手法を見つけたら、それを長期間テストして自分に合うか確認したり、負けることを前提として、損失管理を徹底することも重要です。

 

5. 前回のトレードに執着しすぎる

過去のトレードの結果に影響されて、次の判断が歪んでしまうと良いことはありません。

例:
前回のトレードで-2万円の損失を出したので、「次は2万円勝たないと」と無理にリスクを取る。

前回のトレードを引きずるのはトレーダーのメンタルだけの問題です。

相場はあなたの過去のトレードなんて気にしていません。
1回1回のトレードを独立したものと考え、前回の結果を引きずらないようにしましょう。

また、連敗したときは、トレードを一旦止めて冷静になる時間を作ることをお勧めします。

 

6. リベンジトレードで損失を拡大

負けた直後に感情的になり、すぐにトレードをしてしまうと冷静な判断ができません。

例:
1回の損失を取り返そうとして、根拠の薄いエントリーを連発し、さらに負ける。

リベンジトレードを避ける方法としては、トレード後は最低1時間以上相場から離れたり、外出するなど物理的にチャートから距離を置くのがベストです。

 

7. 一発逆転狙いの無謀なトレード

FXは100m走ではなく、マラソンです。
短期間で大儲けを狙うとリスクが高まります。

例:
証拠金10万円で、1回のトレードで5万円の利益を狙うが、大きな逆行が起きてロスカット。

FXではトレードのスキルを身に着けるためにも長期的な目線が必要です。

最初は1回500円〜1,000円の利益を目指すのを目的にして、トータルで負けないように小さな利益をコツコツ積み上げることを優先すべきです。

これで利益を出せるようになったところで徐々にリスクを取っていきましょう。

 

8. 損切りできずに含み損を抱え続ける

例:
「損切りしたら負けた気がする」と思い込み、含み損を抱えたままにしてしまい、結局ロスカットされる。

含み損は現実として生じているマイナスです。
損切りをトレードで必須な「必要経費」として考えることで、損切りしやすくなります。

また、1回のトレードリスクを証拠金の2%以内にすることを徹底すれば、損切値も明確になります。

 

9. 市場の背景を見ずにトレード

例:
ドル円のチャートだけを見てトレードしていたが、米国債金利や株価の動きが影響していることを知らずに損失。

世界の市場はつながっています。
事前に経済ニュースや指標のスケジュールを確認して、今現在でどういったネタで相場が動いているのか、どういったニュースで相場が反応しやすいのかを知っておくべきです。

そのためにも他の市場(株、債券、商品市場)の動きもチェックした方がいいでしょう。

 

10. 利確が早すぎる

例:
エントリー後にすぐ+1000円になったので利確したが、その後+5000円まで伸びていた。

早すぎる利食いは、遅い祖切りと同じくらい悪いです。
エントリー前に利確の目標を決め、そこに到達するまで粘ることを徹底しましょう。

 

11. 経済指標発表直前のエントリー

経済指標発表直前にポジションを取るのはギャンブルに近い行為です。

なぜなら、指標発表時の価格変動は市場参加者の期待値と実際の結果のギャップによって左右されるため、単純に「良い指標だから上がる」「悪い指標だから下がる」とは限らないからです。

例:
米国雇用統計の発表直前に「予想より良い数字が出るだろう」と思いドル買いしたが、発表後は逆にドルが急落した。

対策としては、そもそも指標エントリーはやめましょう。

トレードするにしても、指標発表後の値動きを見てからポジションを取るべきです。

 

12. ローソク足の動きに翻弄される

短期的な値動きに翻弄されて冷静な判断ができなくなるのは、多くの初心者が陥る罠です。

例:
急激に大陽線が出たのを見て「今が買い時!」と飛び乗ったが、すぐに反転して損失。

直近のローソク足だけの動きを見るのではなく、より視野を広げてもっと長い過去からの流れを見て、背景にあるファンダメンタルズや市場の流れを確認しましょう。

また、ちょっとした値動きだけに反応するのではなく、トレンドの継続性を意識しましょう。

 

13. 資金管理ができていない

トレードにおいて資金管理は最も重要なスキルの一つです。適切な資金管理ができていないと、数回の損失で口座資金を吹き飛ばす可能性があります。

例:
10万円の口座で1回の取引に5万円を使い、わずか2回の負けで資金が尽きる。

まずは1回の損切り額は証拠金の2%以内に設定しましょう。
これを徹底すれば、10連敗しても資金は残ります。

逆に1回で10%以上のリスクを取るのは非常に危険です。

 

14. 過去のデータを軽視する

相場には季節性やイベントごとの傾向(アノマリー)があり、過去のデータを分析することでより精度の高いトレードが可能になります。

例:
9月は米国株が下がりやすい傾向があるが、それを知らずに大きく買いポジションを持ってしまい、大きな損失を出す。

過去の市場データを分析し、特定の時期やイベントによるアノマリーや値動きを把握しておきましょう。

季節性やアノマリーについては軽視されがちですが、馬鹿にできないほどの信頼性や優位性があるものもあります。

 

15. 損切りルールを守れない

損切りはトレードにおいて必須ですが、実際には「もう少し待てば戻るかも…」と考え、損切りできずに損失を膨らませてしまうことがよくあります。

例:
エントリー後、逆方向に動いたが損切りせずに放置した結果、ロスカット。

エントリー時に必ず損切りポイントを決め、徹底的に守ることに専念しましょう。

また、トレードルールを紙に書き出し、目につく場所に貼っておくのも有効です。

 

16. 常に同じロットで取引

市場のボラティリティ(値動きの大きさ)に応じてロットを調整しないと、予想外の損失につながることがあります。

例:
通常時と同じロットでボラティリティが高い相場にエントリーし、想定以上の損失を出す。

相場のボラティリティは一定ではありませんので、市場の状況に応じてロットサイズを調整することは必須です。

特にエントリー値と損切幅の差分が大きいとロットサイズを減らす、逆に小さいとロットサイズを増やす、といったことをすると、リスクを一定にコントロールできます。

また、重要イベント時はロットを小さくしてリスクを抑えましょう。

 

17. 取引回数が多すぎる

エントリー回数を増やせば利益も増えると思いがちですが、過剰な取引はむしろ負けるリスクを高めます。

例:
1日に何度もエントリーし、手数料負担が増えたり、精神的に疲れて判断ミスが増える。

まずトレード回数が多くて得することは多くありません。

そもそも優位性のあるポイントはそれほど多くありませんしトレードを繰り返すほどメンタルも消耗します。

1日にトレードできる最大の回数をあらかじめ決めておきましょう。

 

18. 感情でトレード

感情的なトレードは冷静な判断を妨げ、無計画なエントリーや損切りの遅れにつながります。

例:
「今日は勝ちたい」という気持ちが強すぎて、エントリーの根拠が弱いのにポジションを取る。

トレード日記をつけ、感情に流されていないか振り返りましょう。
そして、定期的にチェックして、感情によるトレードでいくら損したかを知りましょう。

 

19. 他人のトレードをそのまま真似する

SNSやYouTubeで紹介されるトレード手法をそのまま真似しても、自分に合わなければうまくいきません。

例:
「この人がドル円ロングと言っているから買おう」と思いエントリーしたが、自分の分析がないため損失を出す。

他人の意見は参考にしても良いですが、それについてしっかりと吟味しましょう。

また知った手法は必ず検証しましょう。
検証せずに取引するのは超危険です。

他人にとって使える手法が自分にも向いているかどうかは分かりませんので、その点も注意しましょう。

 

腐らない

トレードは難しいです。
あなたがもし本当に勝てる手法を持っていたとしても、スキルが伴わないと利益は出せないでしょう。

しかし、それでも真面目に相場に向き合って、自分を見直して、対策をして挑戦し続ける・・・。
このプロセスを経ることで、ようやく徐々に利益が出せるようになります。

決して腐らずに自分を向上させる努力を続けること。これが大事です。
 

最後に

あなたはいくつ当てはまりましたか?
この「20のズレた努力」のうち、5個以内なら合格ライン。10個以上なら、今すぐ改革が必要です。

FXは派手に見えて、実は「地味で、退屈で、継続的な作業」です。だけど、その地味な努力をできる人こそが、資金を大きく育てていける世界です。

トレードはビジネスだと考えて、地道にやっていきましょう。
 

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